まおい学びのさと中学校が開校して1か月。
第1期生13人は、小学校と変わらない「子どもが主役」の環境で
でもちょっとだけ高くなってきた視線に戸惑いと誇らしさを感じているような様子で、元気に過ごしています。



「個別学習」の時間に集中して勉強したり、
「教科学習(理科)」ではガスバーナーでガラスの管を曲げてみたり、
仲良く校門前に花を植えて集合写真を撮ったり!
そして、プロジェクト学習は全員で「生きもの研究」に取り組んでいます。
実は、担当スタッフたちは春休み中からいろいろと考えて、視察にも行って、準備を進めてきました。
「動物を飼えたら良いな」
「4月の半ばには、こんな活動ができるかな」
でも、「子どもが主役」のこの学校。
大人の計画通りには進みません。
「生き物」とは何か?
具体的に何をして学ぶのか?
学校で動物を飼うのか?
飼うなら何が良いのか?
複数の種類を飼えるのか?
4月中はずっと白熱した話し合いが続き、結論はゴールデンウイーク明けに持ち越しになりました。


羊や豚を見に行ったり、飼っている方々のお話を聞いたりもしました。



お話を聞いている時の表情は、真剣そのもの。
「もし飼うとしたら柵や小屋はどうするのが良いか」
「肉として出荷する時は、どんな気持ちなのか」
など、質問も具体的です。
熱意に応えるかのように、皆さんも真剣に語りかけてくれました。
「何のために生き物を飼うの?」
「命を預かることは、簡単なことではないよ」
噛みしめるようにお話ししてくださった言葉を胸に刻んで、子どもたちはまた話し合いを続けます。
連休前最後の議論では、命を預かることへの責任や覚悟、不安が話題になりつつも「中学生としてチャレンジしたい」という意見が出ていました。

子どもたち主導の話し合いは、決してスムーズではありません。
内容だけでなく、議事の進め方も、休憩の取り方も、今後の見通しも、
都度ぶつかりながら、時には感情を揺さぶられながら決めていく姿に
こうやって人間は自分の本音を探し、相手に伝えて、
本当の意味での「自分の言葉」を獲得していくのだなと思わされます。
また、結論や具体的な活動の様子をご報告します🐑🐖
一緒に試行錯誤する1年間、どんなことが待っているのか楽しみです。
最後に、みんなで化石発掘に出かけた時の写真をご紹介します!
プロジェクト学習の一環として、理科スタッフも一緒に石狩市厚田へ。
化石や地層だけでなく、周辺で原油が浸み出している様子や、天然ガスの気泡も観察してきました(化石も、石油の原料も「生きもの」ですね)。





