「まずは子どもを幸福にしよう。すべてはそのあとに続く。」
イギリスの教育実践化A.S.ニイルの言葉です。
どんなに社会的地位が高く、多くの収入を得ていても、幸福であるように感じられない大人たち。一方で、自分のこともまわりの人たちも大切にし、この世界には素敵なことがたくさんあると感じさせてくれる大人たち。
後者のような大人が増えると世の中は寛容で優しい世界になっていくはず。そのためには、まず、子ども達が幸せな笑顔いっぱいで成長していけるようにしたい。それこそが、これからの時代の真の豊かさと平和を実現していくことにつながるでしょう。
「1オンスの経験は1トンの理論にまさる。」
アメリカの教育学者ジョン・デューイの著書「教育と民主主義」の中の言葉です。私たちは知識貯蓄型(P.フレイレ)の知識ではなく、身体的な学び、経験の豊かさを大切にします。
まおいのスタッフ(「おとな」)が実際に上記の理論をどのように実践をしているかは、ぜひこの資料をご覧ください。
校長あいさつ
まおい学びのさと小学校へようこそ。私たちの学校は、みなさんの「やりたい」「知りたい」を大切に、いろんなことに挑戦する学校です。あなたが好きだなと感じることを、友達もおとなも一緒に考え、一緒に取り組みます。失敗しても大丈夫。仲間とともにいろんなことを楽しみ、探ったり作ったりして、みんなで楽しく素敵な学校を創り上げていきましょう。ここではあなたが主人公です。大人の皆さんへ。「子どもを信頼する」のは簡単なようで難しいことです。「危ない!」とつい制限してしまう。「なかなかできない」に、つい手を出してしまう。植物にも過剰な肥料・水のやり過ぎは禁物です。かといって無関心で放ったらかしもいけません。愛情を持って成長力と生命力を信頼して見守る。そのためには、刺激的で豊かな環境も必要です。私たち大人スタッフもそれに挑戦していきます。学校も家庭も地域も一緒にすてきな学びの場を創っていきましょう。